不登校だった私が救われた、通信制高校という制度

経験したコト

こんにちは。カマンベールです。今日もカマンベールが美味しいぞ。

今日は、カマンベールの高校時代についてお話しさせていただきたいと思います。

と言っても、著名人でもない一般人の思い出話なんて聞いたところで面白くもなんともないと思うので、ある一つのテーマに絞ってお話しようかと。

それは、「不登校だった私を救った、通信制高校という制度について」です。

ネットをしていると、子どもの不登校に悩んでいる親御さんのブログ記事やツイート見かけることがあります。

最中にいる時は、親御さんも、そして不登校をしている本人もとても不安でずーっと曇り空の下を歩いているような気持ちでしょう。

そんな方々の気持ちに少しでも安心感を与えられたらと思い、この記事を書き始めました。

実はカマンベール、小学校高学年から中学生のある期間、不登校児でした。

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きっかけはいじめ

不登校のきっかけはいじめでした。

小学校6年生の時、クラスの女子から。

始まりは突然で、いじめのきっかけなんてないも同然だったと思います。

小学校高学年の女子って、そういういじめを楽しみ始める汚い心をすごく持っているんですよね。

無視に始まり、持ち物を隠される、悪口がびっしりと書かれた手紙を机の中にいれられる……そういうのが毎日続きました。

20年以上前のできごとですが、その時の教室の光の具合や、いじめっ子の声のトーンや、胸の痛み……そんなものを今でも鮮明に思い出すことができます。

残念だけど、思い出す回数は減っても、一生忘れることはないんだと思います。

それから私は断続的に学校を休むようになりました。

突然のいじめの終わり

学校を休みながらも、なんとか週に数日は登校をしていた私は、まだ完全な不登校ではありませんでした。

そして突然、いじめは終わりを迎えます。

いじめっ子がある日私に突然笑顔で、「ごめんねー(笑)」と言ってきたんです。

飽きたんでしょうね。良くあるやつです。持ち回りでいじめのターゲットが変わるやつです。

私がターゲットではなくなっただけ、ただそれだけのこと。

幼い私はわけもわからずそれを受け入れました。

突然の不登校生活の始まり

中学校に入学して、いじめもなくなり、私は楽しい日々を送っていました。

部活にも精を出し、新しい友達に囲まれて、平穏な日々が訪れたかに思えたある日、私は前触れもなく急に、完全に、不登校になりました。

突然、何もかもが嫌だと思い始めたのです。

友達が誰それと付き合ってるだとか、誰と誰が仲違いしてるだとか、そういう中学生にありがちな話に凄く嫌悪感を感じるようになりました。

「この世界にいたくない」

今思えば、ですが、いじめられていた時の傷が完全に治りきらないまま私は「普通」を演じていたのだと思います。

それが何かの拍子に壊れて、傷口がまた開いてしまった。

あの時の気持ちは、忘れることが出来ません。目の前の景色が昨日と今日でがらりと変わってしまう不思議な体験でした。

その時から、私の本当の不登校は始まりました。

中学校は日数で言うなら三分の一も通っていないと思います。

通信制高校への入学は簡単

前置きが長くなりましたが、その後、私は通信制高校へ入学しました。

全日制(一般的な毎日学校へ通うタイプの高校)の高校へは通えないと自分と親が判断したからです。

通信制高校とは、その名の通り通信教育で学習する高校のことです。

通信制高校の学校数は、全国に252校(2019年8月現在)

全日制高校の4,730校、定時制高校の639校に比べるとずいぶん少なく感じられますが、学校数は年々増加の傾向にあります(参考:文部科学省 高等学校教育の現状について)

私が高校生だった頃は、もっと少なく、全国に100校強。

身近に通信制課程のある高校があったことは、私にとってラッキーだったのかもしれません。

私の通った通信制高校には入学時に筆記試験というものはありませんでした。

簡単な書類審査のみで、ほぼほぼ落ちることはないと思われます。

通信制高校のシステムは大学と似ている

私の通った高校は、全日制の高校に通信制の高校が併設されている高校でした。

通信制の生徒は、卒業に必要な74単位以上を取得するために主に3つのことを行います。以下は私の卒業した高校のもので授業回数などはあくまで目安ですが、基本的にはこれが通信制高校の標準的な学習方法です。

①スクーリングと呼ばれる授業を受ける(月2〜3回)

②レポートの提出(月平均1~2回)

③年2回のテストに合格する

イメージとしては、普通の高校よりも大学に近いと思ってください。

進学に必要な単位と、卒業に必要な単位があり、出席日数とテストがある。

難易度は違えど、システムとしては同じです。

①については、年間で時間割が決められているので、自分でどの科目のどの授業に出るか、を計画的に決めて出席していきます。

②については、レポートと言って科目ごとに問題の書かれたテスト用紙のようなものが配布されるため、それを期日までに各自で記入して先生に提出します。これももちろん決められた点数をクリアしなければいけません。

③についてももちろん合格点を獲る必要があります。

通信制高校に向いている人は努力ができる人

通信制高校のシステムはざっくりいうとそんな感じです。

どうですかね? そう、私も通ってて思ってたんですが……

けっこう計画性と努力が必要なんだよね。

言ってしまえば、毎日出席してそれなりの点数をとっていればいい全日制よりも、ある意味難しいと言っても過言ではない!

ただ、それを差し引いても毎日学校に行かなくても良いっていうのは自分にとって魅力的だったんだよね。

それになにより、自分で言うのもなんだけど、カマンベールは結構勉強が出来る方で勉強が好きだった。

宿題とかテストとかを計画的にこなしていくのが得意だった。

コツコツと真面目に努力できる人にとっては持って来いの制度、それが通信制高校なんです。

だから私は、ほとんど単位を落とすことなくストレート(3年間)で高校を卒業できました。

通信制高校を卒業するのは簡単ではない

授業料も安く、毎日学校へ行かなくてもよい通信制高校は不登校などの生徒にとっては魅力的だけれど、やっぱり「絶対に卒業するんだ」という強い気持ちがなければなかなか難しいです。

現に、私が通っていた時も、2年生になるとクラスメイトの数が何人も減っていました。

だけど、逆にいうなら、通信制高校を卒業した生徒はすごく自主性が身についているとも言える。

胸を張って、自分の力で卒業したって堂々と言えるんだよね、それこそ全日制に負けないくらいに。

通信制高校出身でもちゃんと社会人になれます

昔は、通信制高校というのがコンプレックスだったこともありました。

だけど、今はそうは思わない。

今私は仕事で、全日制高校に行って、ものすごく高学歴の人たちとも対等に関わっています。

それはもしかしたら通信制高校に通っていた時の、「なんとしても3年で卒業してやる!」って黙々と前を見ていた日々のおかげかもしれない。

通信制高校はたぶん思っているより甘いものじゃないです。

でも、私のように勉強が好きだったり何かを探求するのが苦じゃない人にとってはとても良い制度だと思います。

そして何より、そんな私を応援してくれた親に今とても感謝しています。

世の中の今不登校をしてる小学生や中学生、その親御さんには、こういう道もあるってこと、知って欲しいです。

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