ゴッホ展に行ってきた!傑作「糸杉」の力強さに心奪われる

経験したコト

フィンセント・ヴァン・ゴッホ。世界でも屈指の人気を誇るオランダの画家。

美術に興味がなくっても、その名前くらいは知ってるんじゃないかな。

日本でもその知名度はずば抜けていて、何度も作品が来日・展覧会が催されてます。

ゴッホの作品といえば「ひまわり」を思い浮かべる人が多いかもしれない。

ちなみにこの「ひまわり」、実は全部で7点あるって知ってました?(現存するのは6点)

そしてその内1点は日本の新宿にある「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」が所蔵していて、常設展示しているから、いつでも見に行くことができるんですよ。

世界的に有名な「ひまわり」が新宿にあっていつでも見に行けるなんて、ちょっと意外な感じがしますよね。

そんなゴッホの最新展覧会がただいま上野の森美術館で開催中なので行ってきました!

でも今回の主役は「ひまわり」ではなく「糸杉」です。

この「糸杉」がとてつもなく素晴らしかったので、展覧会の見どころと一緒にご紹介します。

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ゴッホ展(2019〜2020)見どころは?

今回のゴッホ展のキャッチコピーは「人生を変えたふたつの出会い」

その「ふたつ」ってなんぞや? というと…

  • ハーグ派
  • 印象派

平たく言うとこの二つの絵画のグループに影響を受けながら独自の筆致を確立していったのがゴッホさんっちゅーわけなんです(思いっきりざっくり)。

この展覧会では、10カ国・地域、27か所にわたる所蔵先から集められたそれらの作品を観賞することで「ゴッホがゴッホになるまで」を追体験することができます。

ハーグ派とは、1860年から1900年頃にかけ、オランダ南西部の都市ハーグを中心に活動した画家たちの総称。屋外での自然観察をもとに田園風景や農民の生活などを描いた。風車や運河といったオランダならではの風景を、柔らかい光やくすんだ色調で表現したことから「灰色派 」ともよばれた。(ゴッホ展公式サイトより引用)

印象派とは、19世紀後半にフランスで興った絵画運動。日常的な主題から受けた印象を直感的に表現し、絵画に大きな変革をもたらした。主に屋外で制作した彼らは、太陽光とともに移ろう一瞬の情景を捉えようと素早い筆致で描き、輝く色彩を再現するため絵具を混ぜずに原色のまま画面に並置する技法などを生みだした(ゴッホ展公式サイトより引用)

ゴッホが辿りついたひとつの答え、「糸杉」

田園風景や農民の生活を描くハーグ派と、絵の具を混ぜずに明るく素早い筆致で表現する印象派。ゴッホは両方のエッセンスを独自の解釈で取り入れながらオリジナリティ溢れる作品を生み出していったんだとわかりました。

そのひとつの答えが、今回の展覧会のハイライトでもある「糸杉」。

画像では、その迫力、鬼気迫ると美しさを伝えきることはできません。

実物は本当に凄かった。ゴッホが何度も重ねた絵の具の立体感が、彼自身の生きたい、でも苦しい……そんな感情のようにも見えました。

この「糸杉」は、ゴッホが自分の左耳を切り落とし、サン=レミの精神療養院に入院した直後に制作したものです。

《糸杉》1889年6月 フィンセント・ファン・ゴッホ  油彩・カンヴァス

弟テオとの関係はぜひ音声ガイドで

ゴッホの人生は37年という短いものでした。そのうち画家として活動したのは晩年のわずか10年間。そして最後は自らをピストルで撃って生涯を閉じる。

生きている間は画商だった弟のテオが献身的に生活の面倒を見た……というのが一般的な見方だけれど、ヴィンセントとテオの間には単なる兄弟の枠を超えた複雑な関係があったように思えます。

今回の展示では音声ガイドでゴッホの弟・テオに扮した声優・小野賢章さんがゴッホの残した手紙の内容を朗読。まるでテオがその場にいるかのような気分を味わえて物語がすっと頭に入ってきました。

ナビゲーターは杉咲花さん。穏やかな優しい声で聞き取りやすく、展示の邪魔をしない絶妙のナレーションで大満足の音声ガイドでした!激しくおすすめ!

ちなみに劇的な生涯を送っただけあって映像化作品も豊富なゴッホですが、どれも微妙にゴッホの描き方が違っていて興味深いです。

本当のゴッホってどんな人だったんだろうか……。もう知ることはできないゆえにさらに興味を掻き立てられますね。

その他にも珠玉の絵画が勢揃い

《薔薇》1890年5月 フィンセント・ファン・ゴッホ  油彩・カンヴァス

展覧会には、「糸杉」の他にも珠玉の作品が揃っています。

ゴッホが「サン=レミ」の療養所を出所する直前に描かれたとされる「薔薇」は、制作当初から色褪せているにも関わらずなんとも美しい色使いに目を奪われました。

ぜひ実物を見て欲しい一品です。

明るく激しいだけではない、ゴッホの一面を垣間見ることができました。

ゴッホグッズも充実の品揃え

最後に購入したゴッホ展グッズをご紹介。

  • ゴッホ展スペシャルエディション(アフタヌーンティー アップル)
  • ノート《薔薇》

AfternoonTeaとのコラボ紅茶はフレーバーが三種類(ブレンド、アールグレイ、アップル)。パッケージがゴッホの名画で可愛い!

ノートやクリアファイルもお洒落でした。

ゴッホの絵画って、他の名画よりポップだからかグッズにした時に普段使いしやすいんですよね。

グッズは品切れが続出していたので年始はお早めに行かれることをおすすめします。

作品も音声ガイドもグッズも充実のゴッホ展、行って良かった。

また少しだけ、ゴッホの心に近づけたような、そんな気がした展覧会でした。

(最終日は大行列必至なのでできれば平日観賞をおすすめ…!)

<ゴッホ展(東京展)>
会期:2019年10月11日~2020年1月13日
会場:上野の森美術館(〒110-0007 東京都台東区上野公園1-2)
時間:9:30〜17:00(金曜、土曜は20:00まで、入場は閉館の30分前まで)
休館:12月31日(火)、1月1日(水・祝)
展覧会公式サイト:https://go-go-gogh.jp/

 

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